パールアクセサリーを上手に使いこなそう(産経新聞)

 ■結んだり重ねたり、異素材と組み合わせも

 フォーマルの印象が強いパール(真珠)が日常使いのアクセサリーとして注目されている。天然物や真珠風に加工したフェイク(模造)パールなどがあるが、長めでガラスなど異素材と組み合わせたタイプが人気。他の貴金属と違い、結んだり何重にも重ねたりと多彩なアレンジが楽しめる。(小川真由美)

 ◆カジュアルの必需品

 「バーニーズ ニューヨーク銀座店」(東京都中央区)は昨年から続く大振りのアクセサリー人気の影響で、パールのアクセサリーが好評だ。冠婚葬祭で多用される長さ約40センチのチョーカーと違い、長くて1本でボリューム感が出るタイプ。例えば、伊のブランド「ガランテ ヴィスコンティ」のネックレスは大きめの長円と約5ミリの淡水真珠が使われ、長さは2メートルとかなり長い。何重にも巻いたり、手首にぐるぐる巻いたりするだけでも魅力的。一方、神戸発祥のブランド「ジュジュ」のフェイクパールは3連パールに金属のリングが施され、迫力満点だ。

 広報の小池志芳さんは「パールは派手に見えても上品な印象なので大人のカジュアルの必需品」と強調する。胸元にボリュームが出る分、耳飾りや服はシンプルなものを選ぶと全身のバランスが良く見える。

 ◆手入れは簡単

 「東急百貨店東横店」(渋谷区)では、花やリボン、ワイヤなど異素材と組み合わせたデザインが30〜50代を中心に好調だ。昨年8月から今月末までの売り上げは同店全体では前年同期比2けた減だが、2万円前後のパールのアクセサリーはほぼ横ばいで健闘。やはり長さは120センチ以上で、大きさは7ミリ前後のやや小粒のタイプが人気だ。

 上田正高シニアバイヤーは「色や柄が豊富な他のアクセサリーより真珠はコーディネートしやすい。真珠以外の装飾に存在感があれば、フォーマルになりすぎない」と話す。

 一方、「田崎真珠」(神戸市)は、スワロフスキーのクリスタルガラスと7ミリのアコヤ真珠が1粒ごとに交互に並んだ120センチのネックレス(19万1100円)を提案している。同じ長さのアコヤ真珠のネックレスは価格が倍以上だが、不況と若い世代の顧客開拓をにらみ、ガラスを採用することで価格を抑えた。

 真珠は酸に弱いため、汗をかきやすい春夏は身に着けるのをためらう人もいる。しかし、手入れは使用後、専用の布で汗などの汚れをふき取るだけで、いたって簡単。手入れをしっかりしておけば、照明や自然光にキラキラと反射し、光沢感と同時に透明感や涼しげな印象も演出できる。TASAKI銀座本店の野口薫さんは「真珠は手入れをすれば流行に左右されず長く使える。本物を普段から使いたい人におすすめ」と話している。

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